みかん 〜不器用な恋〜




「いいよ。




何回だって呼んであげる。






鈴乃が嫌になるくらい」








何気なく名前をだすと、顔から蒸気が出そうなくらい赤くなる。






「かわいー」







本音がポロリと出てしまった。







こうなりゃヤケクソだ!







なんて考えながら







君を抱きしめ、そっとキスをした。







教室の窓から差し込むオレンジ色の光が、二人をそっと、見守っていた。












end