チヒロちゃんに手を引っ張られ、ついに校門を出てしまった。
勝手に出ていいの……!?
チヒロちゃんのことだから、もし先生に見つかったら全部私の責任にするんだろうけど。
3分くらいで、チヒロちゃんは止まった。
遊具すらない小さな公園の、とっても汚く臭いトイレの前で。
ていうかなんでチヒロちゃんはカバンを持ってるんだろう……?
「うふっふ……」
可愛い容姿に似合わない、邪悪な笑い。
「このトイレ、全然掃除されてないんだってぇ~!」
「このトイレに、一時間目が終わるまで、キモエロオタクのレイカに入ってもらいまーす!」
えぇ……!?
「どの個室にしようかな~……って、く、臭いっ……」
「あ!これがキモエロオタクさんにぴったりな個室ー!」
チヒロちゃんに腕を引っ張られた。
「えっ……」
「誰かがゲロ吐いて、しかも流されてない個室!はい、腕、脚、縛るよ。」
その個室の便器には、嘔吐物。
だめ……気持ち悪い……見たくない…………
実は私は、嘔吐恐怖症。
そしてあっという間に、チヒロちゃんに腕などを縛られ、完全に動けなくなった。
……チヒロちゃんがわざわざカバンを持っていたのは、私の腕とかを縛るため…………
「う……うっぷ……」
「え、え、え、レレレ、レッ、レイカちゃん、あんたまさか吐くんじゃないよね……ば、ばいばーい……!せんせーにはレイカちゃんは遅刻ってことにしておくね~!
体調不良での遅刻にしてあげるだけでも感謝してね~!」
勝手に出ていいの……!?
チヒロちゃんのことだから、もし先生に見つかったら全部私の責任にするんだろうけど。
3分くらいで、チヒロちゃんは止まった。
遊具すらない小さな公園の、とっても汚く臭いトイレの前で。
ていうかなんでチヒロちゃんはカバンを持ってるんだろう……?
「うふっふ……」
可愛い容姿に似合わない、邪悪な笑い。
「このトイレ、全然掃除されてないんだってぇ~!」
「このトイレに、一時間目が終わるまで、キモエロオタクのレイカに入ってもらいまーす!」
えぇ……!?
「どの個室にしようかな~……って、く、臭いっ……」
「あ!これがキモエロオタクさんにぴったりな個室ー!」
チヒロちゃんに腕を引っ張られた。
「えっ……」
「誰かがゲロ吐いて、しかも流されてない個室!はい、腕、脚、縛るよ。」
その個室の便器には、嘔吐物。
だめ……気持ち悪い……見たくない…………
実は私は、嘔吐恐怖症。
そしてあっという間に、チヒロちゃんに腕などを縛られ、完全に動けなくなった。
……チヒロちゃんがわざわざカバンを持っていたのは、私の腕とかを縛るため…………
「う……うっぷ……」
「え、え、え、レレレ、レッ、レイカちゃん、あんたまさか吐くんじゃないよね……ば、ばいばーい……!せんせーにはレイカちゃんは遅刻ってことにしておくね~!
体調不良での遅刻にしてあげるだけでも感謝してね~!」
