大空へ向かって





窓には

スモークが

かかってる。




タバコ臭い車内。




男達の年齢は

おそらく、20代後半から
30くらい。




「こんな道に女の子一人で来るとはな〜!」




前で運転してる男が

言った。




「だよな〜!つか中学生??可哀想に〜」




麗美を車に

連れ込んだ男が

麗美をジロジロ

見ながら言った。




そんな中

車が止まり身動きが

とれないまま。




「おい。早くヤっちゃえよ。」




―ハヤクヤッチャエヨ




その意味が

やっと理解出来た。