大空へ向かって




自転車で来てる人が、少ないから、ペアで二人乗りする事になった。





麗美は 栄助とペアかと思ったら、アメリと組む人居ないし、麗美は アメリとペアになった。






栄助とペアになったのは、里沙だった。




だから、少し複雑だった。



目的地のファミレスに着いた。




席は栄助の隣だった。





「麗美は何食う??」




「オムライス!」




「お子様ランチあるぞ!」



「麗美、お子様じゃないもん!」




「そっかぁ。麗美、お子様のくせによく食うからなぁ。」




麗美がプクーと頬を膨らましてすねた。





「ごめんごめん!」




結局麗美は オムライスを頼み、皆で 食べ始めた。




途中で さっきキスした子と目が合った。




タツトくんって言うらしい。




恥ずかしいから、わざと直ぐに目を反らした。




麗美は 我に帰り、栄助に対して、モヤモヤしてた。



「ケチャップ付いてる!」


そう言って、指で麗美の頬に付いてるケチャップを拭き取った。




「ありがとう。」



素っ気なく返す。



素っ気無いままトモヤの家に向かった。