―放課後。




学年でも、ダントツ派手なメンバーでカラオケ♪。




もちろん、栄助も居るらしい。





学校は 午前中で終わったけど、約束は 午後。




そういえば、メンバーにアメリと小坂君居るけど、大丈夫なのかな?





「麗美!今日、メイクしていく?」





「うん!一応、軽くね!」




「あたしの家で、一緒にやろぉ!」





「良いのぉ!?」






麗美は 家に着いたら 制服を脱ぎ捨て クローゼットにしまった。




お気に入りのヒラヒラの白いスカートを履き、黒のトップスを着て、アメリの家に行った。






「おじゃましまぁす!」





「麗美〜!」




「アメリもさぁ、そんなに気合い入れないで、適当で良くない??」





「バカ!栄助だって、友達に麗美の事、自慢する時に、ダサダサは嫌でしょ?」




それ、違くない??




アメリ、まだ小坂君が好きなんだね…。




麗美、分かってるよ。





「髪型とかは?」




「あたしが、巻いたげる!!!!!」





「じゃあ、麗美はアメリにするね!」





二人で髪を巻いて、化粧をした。




多分、普通に高校生で通じる位の派手さだった。






待ち合わせ場所のカラオケに 待ち合わせより、5分程、早く着いた。





「麗美!」




5分前なのに居たのは、栄助と小坂君。