「こいつは救いようのないバカだ」
…うん、アスカの言葉は聞かなかった事にしておこう
「あ、あれじゃない??」
しばらくすると見えたのは…
鉄鋼でできた大きな門
そこからのびる長い道…校舎まで何メートルあるんだ?
辺り一面に広がる桃色いっぱいの桜
「「おっき~ねぇ!!」」
「豪邸かよ」と思わずつっこんでしまうような広さ
「…噂では聞いてたけど」
「こんなにでかいもんなの?」
私もパンフレットでしか見たことなかったけど予想以上
ここは意外にも公立の学校で、学費も学力もなぜかあんまり高くないことから、すんなりと入ることができた

