☆♪:*昼休み.:☆♪



「彩、ゴメンっ」

「ん??」



私の目の前で、
百合は手を合わせて謝る。



「今日優悟とお昼食べるって、約束してたのっ」

「あ―そっかぁ」

「ゴメンねぇっ」

「い―よお☆」

「じゃ、行ってくる」



そう言って百合は、
急いで教室を出て行った。




―――最近、百合と優悟は上手くいってるみたいっ

うらやまし―なぁ。



「屋上で食べるかぁ」



そう呟いた私は、
一人 屋上に向かっていった。





キィ―――・・・・




重い鉄製の扉を開いた。



「ふわぁ―っ
涼しい―っ♪♪」



そう言って私は、
フェンス越しでサンドイッチを食べていた。



やった☆
貸し切り状態じゃんっ