プレゼントには消しゴムをください。




小論文の問題は、書いては消してを繰り返すから消しゴムがすぐになくなる。

ちびた消しゴムを使うから、爪が擦れてキュッという音がする。

(また買わなきゃ…
もういっそのこと箱買いしちゃおうかしら………)



「―――の。あの。」

「えっ。」

顔を上げると、正面に彼の顔があった。