俺は少年達が持っている野球ボールを手にのった


「ごめん!ちょっと貸して」


俺はねらいを定め青年の肩に思いっきり当てた
自転車に乗っている青年はよろめいて思いっき


り転けた。俺はその青年に近づいた


「イッテー!」


「おいあんまり体動かすな骨多分折れてる」


「先輩!また問題になりますよ」


「大丈夫だって!人助けだよ。それよりはやく119」


「わかってますよ」


「一応お急処置しときました」


数分後に救急車が来た。


「すみません。一緒に乗って頂けますか?」


「僕がですか?」


「はい。よろしいでしょうか?」


面倒くさかったけど一応怪我をさせてしまったから仕方ないか


「わかりました。よし健太行くぞ」


「ぼくもですか!」


「俺がまた問題起こしたらお前の責任にもなるぞ」


「わ、わかりまたよ」


「それでこそ俺の相棒!」


健太は渋々救急車に乗り込んだ


そして、その病院で俺は彼女に出会った