「ねぇ、亜弓。彼氏と別れたの?」 ある日、瑠璃が聞いて来た。 「うん・・・実は・・・。」 私はこれまでの事を大まかに話した。 瑠璃はうんうんと頷いて、 「亜弓も・・・つらい思いしてたんだね・・・。」 と言って、いつの間にか缶ジュースをおごってくれた。