川野君が立ち上がる。
「なんだよ!自分が告白できなかったのが、悔しいのか!」
「ちっ、ちげーし」
男子が急に静かになる。
「ありがとう、川野くん」
「べっ、別に俺のせいだし…」
なんかすごい、言葉にできないくらい嬉しい。
私この人のこと信じていいかな?
私の心ユラユラ。