「うーん、やりすぎた?」
案の定、家のなかで戦ったせいで、家のなかが大変なことになってしまった。

「いえいえ、そんなことはありませんよ!私を助けてくださってありがとうございました!」
「傷もたくさんつけちゃって…すみませんエルダさん」
「いいんですよこれぐらい」
この人はエルダさんといって、若くして村長になったすごい人だ。
「ところで、なんでモンスターにとりつかれたんですか?」
「うーん、何でだったかなあ…あっあの人にやられたんだ、そうだ!」
「あの人って…?」
「突然私の前に現れた女性です」
「えっいきなりどうして…」
「そのかたがあなた方のように聞いてきたんですよ、"光の歌声"と"闇の夢幻鏡"のありかを。」
「?!!」
俺たちのように、"追憶の世界"について調べているやつがいるのか…。