「この世界とは別に、もう1つ別の世界があるらしいんだ」
別の世界…?

この人の話によると、この世界とは別にもう1つの世界があるらしい。それは"追憶の世界"といって、この世界の全ての記憶で作られた世界なんだとか。
そこへは"光の歌声"と"闇の夢幻鏡"がないといけないらしいが、でもその2つがどういうものなのかは知らないらしい。
「記憶で作られた世界ってことは…もしかしたらぼくの記憶もあるのかな…?」
「あるんじゃない?!もしかしたらカイの記憶も!」
「行ってみて損はないな…」
「でもうわさでしょ?」
「大丈夫、情報が何もないよりましさ」
だけど、"光の歌声"と"闇の夢幻鏡"は何処にあるのか。
「そういえば、ここの村の村長さんて結構物知りらしいわよ!さっきいろんな人に話を聞いてたときに教えてもらったの!」
「じゃあ村長へ聞きに行くか!」
「おう!!」