そう思い始めたとき、
<♪~♪♪~
「…歌?」
俺はその歌声の持ち主に引き寄せられるかのように、その歌声の持ち主を探し始めた。
なんだか、不思議な歌声だ。それにどこか安心するような…。
たどり着いた先は、小さいけど中は図書館みたいに本棚がたくさんあった。
建物のなかには水路があって清らかな水が流れていて、中央には噴水があった。
…なんだか隠れ家みたいだな。所々に花まで植えてある。

「あなた、誰?」