1000年後の世界に

俺の父親が役長の手下でさ、俺たまたま父さんに用があって児民館まで行ったんだよ。

何処にいるかも分からないからそこら辺歩いてたらドアの向から父さんと役長が話しているの聞こえたんだ。




「河合梨沙、菊田悠、沼田茉莉、あなたの息子、茅野柊はここから消さないといけない。」




って俺は耳がいいからハッキリと聞こえたんだ。

まだ話は続くんだけど




「あの子達はきっと殺すに殺せないでしょうね。そう簡単には。マスターに殺させるのもいいとおもうんですが。」

「そうね。でも殺っておかないと今後の日本が危ないわ。」



って。だからきっとこれはそのついでに過ぎないんだ。

まだ続くよ。




「特に沼田茉莉。あの子が1番にできるだけ早くに取り除かないと。


あの子自体が兵器だわ。



今までにも何人も取り除いてきたけど、あの子だけはどうしても除けなかった。


もう400回はマドワーに襲わせたわ。

なのに全滅してるのは何故なの?

このままじゃこの世界が作られたってことがバレてしまう。」


「役長、声が大きいですよ。」


「は、ごめんなさい、つい」




その後は俺は逃げたよ。


怖くなってさ。