「愛菜夏ちゃんを追いかけよう‼」


「「「うん!!!」」」


愛菜夏を追いかけて皆は教室から出ていってしまった。


教室には私だけが残された。


どさっ


私のバッグが手から滑り落ちる。


そのまま魂が抜けたように私は暫く突っ立っていた。