「えっと、わたしは、ここだったかな……夏休みで忘れちゃったかも」
かすかな記憶を頼りに、一番後ろの窓際の椅子を引いた。
座って、教室内を見回す。間違いない、この席でわたしは授業を受けていた――八年前。
遥人がうなずいた。
「よし、チェンジ。俺と交換しろ」
「え……そんな怖い顔しても駄目だよ。無理。勝手に変えられないから」
「黒板が見えないからって言えばいい」
「そんなの言えないって」
強引な遥人に戸惑っていると、
「そろそろお昼だし、うちら、買い出し行ってくるわ」
亜依が立ち上がり、航の手を引いた。
「え、おいらも?」
かすかな記憶を頼りに、一番後ろの窓際の椅子を引いた。
座って、教室内を見回す。間違いない、この席でわたしは授業を受けていた――八年前。
遥人がうなずいた。
「よし、チェンジ。俺と交換しろ」
「え……そんな怖い顔しても駄目だよ。無理。勝手に変えられないから」
「黒板が見えないからって言えばいい」
「そんなの言えないって」
強引な遥人に戸惑っていると、
「そろそろお昼だし、うちら、買い出し行ってくるわ」
亜依が立ち上がり、航の手を引いた。
「え、おいらも?」

