「なあ、おいら、名案思いついちゃったんだけど」
「何? 絶対大したことない案だろうけど、期待するだけがっかりするの間違いなしだけど、念のため聞いてあげる」
「どうして亜依どのはそんなに偉そうなんだよ……! って、まぁいいや。まず、亜依どのがいないとどうしようもないから」
「やっとうちのこと評価してくれる気になった?」
「評価はしてるよ、してますよ前から。全然伝わってなさそうだけどな! つまりおいらが言いたいのは……亜依どのがドラム叩くじゃん?」
「うん」
「遥人がベース弾くじゃん?」
「……」
航と亜依がそろって遥人を見た。
遥人はイヤホンを外した。
自分の名前が会話に出てきたことに気づいたのだろう。
「何か言ったか?」
「あのさ、単刀直入に言うけど、ベース弾いてくれない?」
「誰のために?」
「音楽のために」
「何? 絶対大したことない案だろうけど、期待するだけがっかりするの間違いなしだけど、念のため聞いてあげる」
「どうして亜依どのはそんなに偉そうなんだよ……! って、まぁいいや。まず、亜依どのがいないとどうしようもないから」
「やっとうちのこと評価してくれる気になった?」
「評価はしてるよ、してますよ前から。全然伝わってなさそうだけどな! つまりおいらが言いたいのは……亜依どのがドラム叩くじゃん?」
「うん」
「遥人がベース弾くじゃん?」
「……」
航と亜依がそろって遥人を見た。
遥人はイヤホンを外した。
自分の名前が会話に出てきたことに気づいたのだろう。
「何か言ったか?」
「あのさ、単刀直入に言うけど、ベース弾いてくれない?」
「誰のために?」
「音楽のために」

