*** 私は当てもなくただ、白く輝く世界を歩き回った。 そしてあることに気が付く。 あの頃の姿をしていることに── 手にはシワもなく、足腰もピンとして。 顔に手をやれば、ハリがある。 その時、 カツ、カツ── 近くで足音がした。 この世界には他に誰かいるのかと思い、辺りをキョロキョロ見渡す。 そして、白く霧がかった方に人影が見えた……