【完】キミは夢想花*



「人間の一生は、随分と短いものだな」



蓮はもう時期、死ぬ。

だから、一緒に死ぬ運命のボクも体調を崩していると分かる。



「……そうですね」



結はボクを気遣ってか、言葉を濁している。



本来ならば、妖のボクは後数千年は生きる。

むしろ、数百年で死んでしまう妖の方が珍しい。



「ボク、伝説に残っちゃうかもしれないね」



「残りますよ。いや、ワタクシが伝説として残して見せます」