【完】キミは夢想花*



それから数十年後。



私は、幸せな家族に見送られ空へと旅立った──



空へと向かう最中。

私はこの一生を思い起こす。



決して、順風満帆な人生じゃない。

苦しまなかった人生なんかじゃない。



誰かに自慢できるような、キラキラ輝いた栄誉も名誉もなにもない。



けれど、平凡でもない。



そんな一遍変わった私の人生。