「海月……だろ?」




イケメンさんはこっちに近づきながら私の名前をもう一度呼ぶ。



「あ、あの〜…ど、どなた…ですか??」


私が混乱して挙動不審になっている間にも彼はこっちに近づいて距離を縮めてくる。



「海月……」


「ほんとに、会えた………」


「えっと、その、あの…なんで、私の名前を………」


ていうか、会えたってなに!?!?

ど、どうしよう!!怖い怖い怖い!!!!!