史哉さんが笑うとやっぱり嬉しくて、自分も笑っちゃうんだ。
私が笑うと史哉さんも嬉しいみたいな顔をして一緒に笑うんだよ。
史哉さんの笑ったカオが見たくて、
笑っていたのはヒミツだけど。
史哉さんとのだいたい2週間に1、2回のデートは毎回とても楽しくて、史哉さんと一緒にいるとすごくすごく安心した。
「ゆめちゃん。」
「史哉さん。」
「「また、来週。」」
毎回、別れが苦しくていつもいつもきみの背中を目で追っている。
きみがそばにいると安心するんだ。
ほっとするんだ。
きみが私の名前を呼ぶ度に自分は必要な存在なんだって実感することができる。
私の隣にきみがいる。
きみがいると、ドキドキして…顔が真っ赤になって、手汗かいちゃってるけど……。
ねえ、史哉さん……。
この気持ち、教えてよ。
