好きが涙に変わって溢れてく。


――――――――
―――――


学校が終わってやっと帰れると思ってたら……



「おーい。お前は今日掃除当番だからな。ちゃんと残ってけよー」


と、教室を出る直前に先生に呼び止められた。



逃げようとしたけど足が早い先生だからアッサリと捕まるし、それで先生に怒られて1人でやらされる羽目になるし……。


今日はついてない。



みんなも先帰っちゃうし。まぁでも、みんなそれぞれ予定があるんだから仕方ないんだけど。



「はぁ……逃げなきゃよかった」



ポツリと1人ぼっちの教室。

誰もいなくなると、こんなに広いもんなんだなぁって改めてわかる。



箒を片手に教室を見渡して、私はボソッと一言。


「きったない教室……」



床に散らばるゴミと埃の嵐。よくこんな教室で授業受けれたもんだと、自分さえも疑ってしまう。



毎日掃除しても、きっと意味なさそうだな……これは。