ある日、自分のクラスの男子が隣のクラスのあの子が呼んでるぞと言われ、行くと。



顔が真っ赤になって私を見ると隠れた。



「おい、ハル。照れんなよ」
「斎藤が来たぞー」



意味のわからないことばかり言っていて、その子も私に隠れたままだったから、その場から離れた。




正直、私はこの日から彼を意識していたのかもしれない。