キミのための嘘

学校に着くとナツがバラを渡してきた




「で!話して!」





「うん、あのね、ナツあの日、実は・・・」



私はあの日のことを全て話すことにした




「は!?何それ!?嘘でしょ!?」




「本当です・・・!」




「そんな事あるんだねー!ところでさ玲央なんで泣いてたの?」



え?



今思うとどうして気づかなかったのだろう



「私結局玲央の事なんにも知らないんだな・・・」