いないなんて、初めて聞いたけど……でも。誰も死なないなんてことがなかったから、良かった……。
「はっ、はぁっ……」
息を切らしながら辿り着いたのは、轍が次に移動すると決めた、一階の相談室。
何やら、作戦会議をまたするんだとか……。
「じゃあ、俺と悠真は、壁掛けの電話に用があるから、ちょっと行ってくる。念のため鍵閉めてほしいから、次に俺らが来たときに開けてくれ」
何の用事かは聞いていないけど、私は霧雨さんと教室で待機になった。
理科室のことを思い出して、止めようと一瞬ためらったけど。大丈夫だ。
……悠真がいるから。
「うん。二人とも、気を付けてね」
「ああ、……勝手に行動してごめんな。俺らが来るまで、ここを、よろしく頼む」
悠真がそう言うと、轍に続いて階段を廊下を走っていった。
「はっ、はぁっ……」
息を切らしながら辿り着いたのは、轍が次に移動すると決めた、一階の相談室。
何やら、作戦会議をまたするんだとか……。
「じゃあ、俺と悠真は、壁掛けの電話に用があるから、ちょっと行ってくる。念のため鍵閉めてほしいから、次に俺らが来たときに開けてくれ」
何の用事かは聞いていないけど、私は霧雨さんと教室で待機になった。
理科室のことを思い出して、止めようと一瞬ためらったけど。大丈夫だ。
……悠真がいるから。
「うん。二人とも、気を付けてね」
「ああ、……勝手に行動してごめんな。俺らが来るまで、ここを、よろしく頼む」
悠真がそう言うと、轍に続いて階段を廊下を走っていった。



