悠真がいるから少しは安心できるけど……頼りない部分もあるっていうか……。
どこにいるの?……柚希。
頭のなかがぐちゃぐちゃになって、泣き出しそうになったその時。
ふと脳裏に、昨日の出来事が浮かんだ。
───『は、ハチマキは?』
『一応持ってく。あと、携帯もこっそりね。だから、明日の準備は今日のうちにして、早めに寝よ』
……あっ!
「霧雨さん……ごめんなさい。私、ちょっと教室見てくる!」
ボーッと床の一点を見ている霧雨さんに話しかけてから、私は席をたった。
ドアの鍵を開け、廊下に飛び出すと、そのまま階段めがけて一直線。
もしかしたら、柚希が連絡をくれているかも……!そしたら、無事だってことも分かる。
が、階段を上がって、私が見た光景は……
どこにいるの?……柚希。
頭のなかがぐちゃぐちゃになって、泣き出しそうになったその時。
ふと脳裏に、昨日の出来事が浮かんだ。
───『は、ハチマキは?』
『一応持ってく。あと、携帯もこっそりね。だから、明日の準備は今日のうちにして、早めに寝よ』
……あっ!
「霧雨さん……ごめんなさい。私、ちょっと教室見てくる!」
ボーッと床の一点を見ている霧雨さんに話しかけてから、私は席をたった。
ドアの鍵を開け、廊下に飛び出すと、そのまま階段めがけて一直線。
もしかしたら、柚希が連絡をくれているかも……!そしたら、無事だってことも分かる。
が、階段を上がって、私が見た光景は……



