「悠真……死んじゃうの?」
「俺じゃ、決められない…………この世にいる俺がどうなるのかは、分からないんだ」
一歩、また一歩と、悠真のもとに足を進めていく。
この先、悠真が生きる道を辿るのか、死ぬ道を辿るのか。それは、私にも悠真にも分からない。
けれど、あの世には汐見さんがいる。
もう少しだけでいいから、隣にいたい。もう少しだけでいいから、隣にいてほしい。
──だって……約束したじゃない。
その手を掴もうとして、私は手を伸ばした。でも、私の手は風を切り、体ごと地面に崩れ落ちた。
「隣に……いるって、いったのに……。約束……っ、ちゃんと、守ってよぉっ……」
金切り声で、そう溢した。



