爆発まで残り5分となりました


私が耐えられなくなって、振り返ろうとした、その時だった。




ふわっ、と温かいものに包まれて、知らぬ間に、悠真が私の体を抱き寄せていた。




そして、彼は私の頬に軽く唇を当てる。驚きすぎて、息ができなかった。




悠真は私の肩の上に自分の顔をのせると、耳元で小さく呟いた。





「ごめん。夏仍……」



「え……?」





表情は読み取れなかったけど、確かにわかる。悠真は……笑っていない。




脆くて今にも壊れてしまいそうな、小さく震えた声。悠真が、手に力をこめる。





「ずっと……嘘、ついてたんだ」



「……嘘?」




私が小さな声で訊くと、悠真は言った。