爆発まで残り5分となりました



それから十秒ぐらいが経った。


緊張がとけたのか、悠真がホッとして安堵のため息をついた。




「上手くいったみたいだな」



「じゃあ……もしかして」



「ああ。もう大丈夫だ」




天井にポッカリと空いた大きな穴。黒い霧が、そこからゆっくりと流れ込んできている。






──終わった。



ゲームはもう、終わった。主催者は死んだんだ。これで……生きて帰れる。




深く息を吸ってみる。さっきよりも、呼吸が楽になった気がした。




「これで後は、ゲームを終わらせれば……」





暗闇のなかで、少しだけ明るくなった悠真の声。再び階段の方に戻ろうと、足を一歩出す───