激しい音をたてて、数メートル離れた天井から瓦礫の固まりが降ってきた。
色んな音が混ざり合う。
瓦礫は血で濡れ、小さな肉の塊や服の切れ端、ちぎれた足も降ってきた。
クラス側の廊下は、赤く染まった瓦礫の山。一体何があったのだろう。
「これ、って?」
悠真が額に流れる汗を拭った。
「ルールに逆らったんだよ。先生に危害を加えれば、自ら自爆してくれるからな。爆発の範囲はその廊下だけ……つまり、別の階に逃げればどうにかなる」
「そうなんだ……」
「さて。これで生きてれば別だが、どうだろうな。……大怪我を負わせるぐらいにはなったと思うけど」
しばらく沈黙が流れる。
ガラッ、と破片が落ちる音が聞こえて驚いたけど、その後は特に何も起こらなかった。



