爆発まで残り5分となりました



「へぇ……なかなかやるな。精神的なプレッシャーじゃ、やっぱり効かない……か」




血で染まった赤い手。激痛に顔を歪めながらも、轍は笑っていた。





「これで……三度目のゲームだ。俺にそんな手は……通用しないぜ?」





そう言った途端、がくん、と悠真の体が前のめりになる。銃が血の海に落ちる。




「悠真……!」




私が悠真のところに行っても、轍はなにもしなかった。





「……大丈夫?」



「ああ…………心配すんな。……それより、そろそろ準備をしておけ」





それだけ早口で言うと、悠真が私に背を向けた。……準備、って?




「どういうこと?」