爆発まで残り5分となりました















平西 轍は、私に銃を向けた状態で手を止めていた。







「ごめん。悠真、佐山………………。







───なーんて、言うと思った?」




「……」




引き金に指を当てる。



息が苦しくて、その場から動くことが出来ない。汐見さんが、こちらに気付いて立ち上がろうとした。




けれど、振り向きもせずに、轍が銃口を汐見さんの方向に向けた。




「汐見優美──そこから動くなよ?」