爆発まで残り5分となりました


運良く避けることが出来たけれど、足に力が入らない。



カァン、と金属製の何かに当たったであろう音が、遠くから聞こえてきた。





音源を探して顔を上げる。







そこには、銃を片手に余裕の笑みを浮かべる影が立っていた。






端が裂けたように大きく口角をあげ、不気味な笑みを浮かべている、"彼"。





目の前に広がる現実に追い付けず、しばらく呼吸が停止する。






悠真が、信じられないといった風に目を大きく見開いて、呟いた。






「お前…………だった、のか……?」





そこに、いたのは……───