爆発まで残り5分となりました


やっと緊張から解放されたのか、体の力が抜ける。がくん、と膝が折れる。





「っ……ごめん。もう駄目……」



「は? 小南!?」





驚いたのか、山橋が机を蹴散らして向かってきた。



ぎりぎり支えられて倒れずにはすんだけど、山橋は何故か、悲しそうだった。





「……無理すんなよ。佐山に言ってるお前こそ、本当の気持ちを素直に言うべきだろ?」




「……山橋」




馬鹿じゃないの?



そんなことしたら、私は夏仍にしがみついたまんまになっちゃうじゃん。



本当の気持ち……なんて、今の私にはどうしようもないものなんだから。




「……お前、今までどんだけ我慢してきたと思って…………見てる方が辛いんだよ」