爆発まで残り5分となりました


少しの雑談が終わり、私が本題に戻した。



声は震えるし、足はガクガクする。やっと出せた声で、こう呟いた。





「次の爆発で……柚希は死んじゃうんだよ。怖く、ないの?」




目を真ん丸にして、しばらくしてから「ぷっ」と吹き出す柚希。




「怖いに決まってるじゃん」




笑いながら言う柚希。どうして笑っていられるの?これから死ぬって決められているのに……





「どうして……そんなに」




泣きそうになると、柚希が首を横に振って、微笑んで見せた。




「怖いのは、死ぬことなんかじゃない。皆と離ればなれになることだよ?」



「え……?」



「私が怖いのは、悠真と夏仍と離れることなんだから」