爆発まで残り5分となりました


「そう……だけど」



「悠真は、夏仍に生き残ってほしいんじゃないの?」





言われてみれば、そんなことは考えていな
かった。柚希のことばかりで、自分のことなんて放ったらかしだった。




でも、悠真がそこまでして私に生きていて欲しいだなんて思うだろうか。




それに、悠真は……この世にはもういられない。生き残ったとしても、私はひとりぼっちだ。





「汐見さんに聞いたんでしょ?最後の教室がどこか、って」




「う、うん……」




本当は悠真が教えてくれた。でも、汐見さんに教えてもらったってことにしておこう。




「汐見さんってどんな子だったの?」




「えっと……肌が白くて、綺麗で可愛くて、優しくて……悠真と、よく喋ってて」