「悠真……、それって別行動なんじゃ」
私は止めようとするけど、霧雨さんは言う。
「別々の教室に分かれて入るのが駄目っていうのは大丈夫よ。私たちが廊下にいれば、別行動にはならないでしょ」
うーん……、それはそうだけど。
……何だか嫌な予感がする。
「この理科室の番人をやってればいいだけなんだろ。佐山も、それならいいだろ」
轍も私の肩に手を置いた。
そうだよね。きっと、心配しすぎなんだ。胸騒ぎはするけれど……
皆で、理科室の前の廊下に出る。
「じゃあ……、すぐに帰ってきてね」
「おう!じゃあ行ってくる」
私は止めようとするけど、霧雨さんは言う。
「別々の教室に分かれて入るのが駄目っていうのは大丈夫よ。私たちが廊下にいれば、別行動にはならないでしょ」
うーん……、それはそうだけど。
……何だか嫌な予感がする。
「この理科室の番人をやってればいいだけなんだろ。佐山も、それならいいだろ」
轍も私の肩に手を置いた。
そうだよね。きっと、心配しすぎなんだ。胸騒ぎはするけれど……
皆で、理科室の前の廊下に出る。
「じゃあ……、すぐに帰ってきてね」
「おう!じゃあ行ってくる」



