会ってみたものの、初めは何を言えばいいかが分からなかった。
突然すぎたのかもしれない。あるいは、話したくないのかもしれない。
……これが最後になると、分かっていたから。
私が口を結んでいると、柚希が何かを思ったのか、「夏仍」と小さな声で私の名前を呼んだ。
「私、死んじゃうの?」
予想外の質問に、私は俯いたまま目を見開いた。
「あ、わ、私は馬鹿だから、こんなこと聞いていいのかは分かんないけど……」
一人であたふたする柚希にも、声がかけられない。ただ、柚希の声を聞いているだけで。
そんな時、だった。
柚希の口から、ある事実が告げられる。



