爆発まで残り5分となりました


それでも悠真は諦めずに、私の目をしっかりと見て言った。




「皆が待ってる。もう忘れろ……仕方がないんだよ」




行き場のない怒りが、悠真の言葉と共に、胸の奥に溜まっていく。






「やめてよ……」




震える声で呟く。悠真はそれでも意思を曲げなかった。






「もう、決めたことなんだよ。絶対に……何があっても俺らは生き残るんだ。止めなきゃならない。だから……」





胸の奥が、悲しみや怒りでぐちゃぐちゃになって、今にも破裂しそうだった。





そして悠真は、言いにくそうに顔を歪めてから、小さく息を吐いた。







「小南は死ぬんだよ───」