それでも悠真は諦めずに、私の目をしっかりと見て言った。
「皆が待ってる。もう忘れろ……仕方がないんだよ」
行き場のない怒りが、悠真の言葉と共に、胸の奥に溜まっていく。
「やめてよ……」
震える声で呟く。悠真はそれでも意思を曲げなかった。
「もう、決めたことなんだよ。絶対に……何があっても俺らは生き残るんだ。止めなきゃならない。だから……」
胸の奥が、悲しみや怒りでぐちゃぐちゃになって、今にも破裂しそうだった。
そして悠真は、言いにくそうに顔を歪めてから、小さく息を吐いた。
「小南は死ぬんだよ───」



