「ここから一番近いのは、そこの二階の理科室だけど」
「他に案もないし、理科室にしていいならもう行きたいけど。皆どう?」
轍も悠真も頷く。
次に向かうのは、ここを右に曲がった道の突き当たりの、理科室になった。
時計を見ると、十時四十二分。
「ねぇ、これっていつから始まってると思う?さっきの爆発で一時間経って、その前の爆発では五分しかたってない」
霧雨さんは、椅子に腰かけて時計を見ていた。
確かに、これはいつから始まっているんだろう。開始の時間を見ていないから正確にはわからない。
「今から一時間とちょっと前だから……九時……半。ぐらいじゃねぇの?」
轍が、近くにある三角フラスコをツンツンとつついている。
すると、悠真が立ち上がってドアを指差した。何をするつもりかと思いきや。
「あ。俺、ちょっと教室に行ってくる。水筒持ってきたいんだけど」
「他に案もないし、理科室にしていいならもう行きたいけど。皆どう?」
轍も悠真も頷く。
次に向かうのは、ここを右に曲がった道の突き当たりの、理科室になった。
時計を見ると、十時四十二分。
「ねぇ、これっていつから始まってると思う?さっきの爆発で一時間経って、その前の爆発では五分しかたってない」
霧雨さんは、椅子に腰かけて時計を見ていた。
確かに、これはいつから始まっているんだろう。開始の時間を見ていないから正確にはわからない。
「今から一時間とちょっと前だから……九時……半。ぐらいじゃねぇの?」
轍が、近くにある三角フラスコをツンツンとつついている。
すると、悠真が立ち上がってドアを指差した。何をするつもりかと思いきや。
「あ。俺、ちょっと教室に行ってくる。水筒持ってきたいんだけど」



