残っているクラスは、私たちのいる三年四組。そして、三年三組───隣のクラス。
誰が残っているのかは分からないけれど、誰が生き残るのかは分かっていた。
それが、私達が選ばなければいけない道だということも────。
「やっぱり……隣のクラスに誰がいるのかが気になるよなぁ。う~ん……気になる」
轍が口を尖らせる。
半分雑談になっているこの会話だけど、こうでもしていないと、気持ちが落ち着かないのが現状だった。
なにしろ、終わりの時はもうそこまで来ているのだから。
「轍、黙ってよ。こっちまで余計に気になってくるんだから」
「じゃあ、覗きに行くか?」
悠真の言葉が、嫌らしい事のように聞こえてくるのは気のせいだろうか。



