爆発まで残り5分となりました


「え?う、うん?」




何故か謝られ、戸惑う私。



それを隣で見ていた汐見さんが、私にこっそり教えてくれた。





「ミナっていうのは、前の時のチームだった女の子なの。……学年全員の名前を覚えると、たまに忘れちゃうから」




「が、学年全員!?」




思わず声をあげてしまった。





「うん……。強制的に、頭のなかに記憶として残されるんだよ。悠真くんの場合は、これが三度目のゲーム。だから、三回分の記憶が入り交じっているんだと思う」




ということは、悠真が生きていた頃の記憶と、一回目。そして、今───二回目の復讐の記憶が混ざっている。そんなことが、可能なのだろうか。





……いや、汐見さんの力を使えば出来るかもしれない。不可能ではない。




悠真が私のことを忘れるのも仕方がないことなのだろう。