ドオオオオオオォンッ!!! 聞き慣れた爆発音と、そのあとに必ず流れるアナウンス。 『たった今、武道館がバクハツしました。死亡者はいません。 ────引き続き、ゲームを行います』 刻一刻と、時間が迫ってきている。 悠真は首筋に微かに残る痣のあとを、さっと指先でなぞった。 悠真が痣のことを言いたくなかったのは、それが自分の死を意味しているからだったんだ。 悠真は必死に隠そうとしながらも───伝えようとしていた。 私が……悠真のその信号に早く気づいてあげられたなら、良かったのに。