男の子はふっと鼻で笑って、にぃっと不気味な笑みを浮かべた。 「覚悟は出来てるんだね?」 「ああ。もう、迷わない」 そして、俺のすぐ目の前まで来ると、一言言い残して、そのまま過ぎていった。 「契約成立だ……」 なぁ、優美。 俺達の答えが正しいって、 ───絶対に証明してやるから。 白く濁った息が、跡形もなく消えていった。沢山の光の散りばめられた、空に。