「簡単さ。……まだ生きている奴らに、復讐するんだよ」
話しながら、学生服のボタンを外していく男の子。その声は、どこか深く、不気味だった。
「……復讐?」
震えながら聞くと、「そう」と彼は答える。やがてボタンをすべて外し終えると、ひらりと捲って、服の内側を見せて言った。
「同じ目に遭わせてやるんだよ」
内側に沢山掛けられた、銃やカッターナイフ。明らかに違う。これは、……本気だ。
「え……」
俺が驚くと、彼はそのなかから一つ、銃を取って俺に向けて見せた。
「卒業できなかった妹さんの敵(かたき)を、取ってあげるべきなんじゃないのかい?」
「それは……」



