爆発まで残り5分となりました


眉をピクリと動かしてペンを強く握った、その時だった。








ガラガラガラ!






と、勢いよく教室のドアが開いて、そこには黒いコートを被った男が立っていた。




背丈は小さい方だけど、何やらマスクに黒ゴムの手袋、という変な装備だ。





やがて、生徒全員が男の方を向き、沈黙が流れた、刹那────








カトン









男が手から何かを落として、走り去っていった。塊……黒い、塊?




不気味なそれに興味が湧く一方、恐怖までもが体に植え付けられる。