爆発まで残り5分となりました



「ごめん……ここからは。ちょっと大声では話しづらいから、みんな、よく聞いて……」




小声でそう言うと、皆が屈んだ体勢で、私の顔の近くに耳を寄せた。




「柚希がさっき発見した機械とイヤホン……もしかして、盗聴機なんじゃないかな?」



「!じゃあ……まさか、……」





悠真も気づいたのか、軽く舌打ちをして眉間にシワを寄せた。




「私達の会話が聞かれてたら、どこに逃げたら安全かはすぐにわかる。




だから……これは、罠だと思う。


私達を外に追い出して、場所を移動したり、計画を練るつもり……なんじゃない?」




「……要するに、そいつらの思うつぼってわけだ」



轍がそう言った。




やっぱり……そうかもしれない。けど。