爆発まで残り5分となりました



じゃあ、あれは催眠ガスだったんだ。


ということは……






「……強制参加ってこういうこと?」





と、私が聞くと、





「たぶん。つーか、それしか考えられないだろ。準備もしてあるんだし。やらせる気満々じゃねーか」



「準備?」





首を傾げると、悠真が校舎の方を指差す。




そこには、大きな看板が立っていて、どこから見ても分かるぐらいに、大きな文字で、こう書かれていた。